| 著者 | アカウント |
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・Twitterアカウント：ざまーず
・BGAアカウント：ざまーず |
| プロフィール | |
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BGAでアグリコラを本格的に始めた中級プレイヤー。BGAアグリコラ道場所属。 レートは400～500を行き来している。今年に入りやっとエキスパートの仲間入りを果たした。ただ3日で陥落し、「世界一ハントされやすいエキスパート」の異名を無事獲得。 常に木5軒増築のことを考えており、木補助があると一目散にぶんどる。増築以外の拡大再生産についてのレパートリーが自分の中にあまりにも少ないのが最近の悩みだとか。 |
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| カード | 効果 |
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 厩掃除人 | いつでも、人物を置かずに「厩の建設」アクションを行うことができる。そうする場合の各厩の建設コストは木材1と食料1になる。 |
基本的に厩を立てないプレイングをしていたので、厩のコストを軽減して増やすことに興味がなかった、というのが正直な感想です。青かったです。
このカードの一番強いところはどこでしょうか。木を軽減できるところ？いいえ、このカードの強ポイントは「厩を立てるために増築のアクションを踏まなくてもいい」という点にあると、私は思っています。
皆さんも、厩の立て方に苦労したことはないでしょうか。増築と一緒に二軒厩を立てて、結果的に柵の分の木が足りなくなってしまった…など、経験あるかもしれません。このカードがあれば、中盤から終盤にかけて、好きなタイミングで厩を立てることが出来ます。その分木の運用で悩むストレスが軽減される…それだけでも価値があると思いませんか？
もう一つ強いところを挙げるとすれば、このカードは中盤から終盤にかけて、どこであっても使い勝手がいい。私はドラフトでカードをピックするとき、序盤中盤終盤に分け、どこで使うかをイメージしています。ただ、その時巡ってくるカードによって、同じ時期に出したいカードが重なってしまうことが度々あります。なので、こういった、いつ出してもとりあえず強いカードというのは嬉しいものです。
最後に、BGAの現環境において、厩は大きな意味を持つということがあります。村長、動物愛護者、牧場長、といった、「序盤に4木を貰うカード群」との相性が抜群によく、このカードを持っていると、これらのカードが出てきたときににやけます。終盤に厩を取るための増築が混む中、一人増築に入らず厩を立てられる爽快感はすさまじいです。
また、有機農業者、家畜の世話人との相性がいい点も嬉しいですね。前者は強カードですが、後者は厩補助がある場合に輝くカードなので、ドラフトで巡ってきやすいのもポイントです。
最初に使ったときに、家畜の世話人とのコンボでフィーバーしたのが好きになったきっかけですね。その時はほら吹きがいたので、盤面を職業1手で雑に4マス埋められるのはとてもうれしかったです。
動物愛護者、牧場長の同時達成。14ラウンド、厩戦争になっているのを横目に職業マスに入ったのは非常に思い出深いです。
| カード | 効果 |
|---|---|
 海の指物師 | ほかのプレイヤーが累積スペース「漁」/「葦原」を使うたびに、そのプレイヤーにあなたの木材1を渡せば食料2/食料3を共通のストックから得る。 |
木を自分から放出していくなんてとんでもない。
考えてみてください。家具製作所の変換レートは木1→食料2です。これでもかなり嬉しいものです。対してこのカードは、葦原に誰かはいれば、木1→飯3になる。これだけでも相当なアドバンテージがあることに気づいたとき、私はガッツポーズをしていました。
そしてこのカードは、確実に序盤安定します。なぜなら、漁はともかくとして、葦原が序盤踏まれないということは、よほどの葦激軽盤面でない限り起こりえません。
1ラウンドで出すことが出来れば、出した瞬間に、木2→飯6、もっと言えば木3→飯9まではほぼ確定しているといっても過言ではないでしょう。一番飯が困る序盤にこのカードで賄いながら、別の食料基盤を確保していく運用が理想。
それでもこのカードをピックすることがためらわれる要因としてあるのは、第一にこのカードは序盤に木を相手に与えるというリスクがあるという点、そして中盤～終盤にかけて全く意味をなさなくなる点でしょうか。
木補助を多めに取っておく（あるいはレンガ増を目指す）、終盤にかけての飯基盤を視野に入れるなど、ドラフト時から考えることが多いカードと言えます。
ただそういった難しい点を補って余りある強力な飯基盤だと私は思います。序盤3飯は偉すぎる。
私の師匠にこのカードを使われてけちょんけちょんに負けたので、使ってみました。強かったです。
このカード自体は得点を出すわけではないので、縁の下の力持ちカードと言えます。なので、思い出深いゲームというのはないですが、大進歩や羊が後ろのほうにめくれて全体の飯が辛い中、一人だけ増築増員ゴリラをできたことは度々あるので、使うたびに強いなあ、と実感します。
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